ITパスポートって簡単って聞いたのに…最初は本当に意味が分からなかった

ITパスポートは初心者向けの資格だから、文系でも大丈夫だよ〜。
そんな言葉を信じて勉強を始めた私。
でも実際にテキストを開いたら、カタカナ、略語、聞き慣れない単語のオンパレード。
ITどころか言語の壁にぶつかりました。
しかも、ITパスポートの合格率は約50%。2人に1人は落ちる試験なんです。
そんなに甘いわけなかったんですよね…。
とはいえ、そんな私でも50時間程度のゆるゆる勉強で無事に合格することができました。
しかも、机に向かってがっつり勉強という感じではなく、ほぼ隙間時間と移動中のながら学習が中心です。
この記事では、文系・非IT・ズボラ社会人の私が
どこから始めて、どんな教材を使って、どう合格点に届かせたか
という体験をベースに、再現性高めの方法をご紹介します。



ITとかよくわからない。でも資格は取っておきたい。
そんなあなたにこそ読んでほしい内容です。
ITパスポートってどんな試験?


ITパスポートは、社会人として知っておくべきITの基礎知識を問う国家試験です。
ストラテジー・マネジメント・テクノロジーの3つの分野から出題され、
ITだけでなく、経営や法律、プロジェクト管理といった幅広い内容が含まれます。
- ストラテジ系:経営戦略、マーケティング、法律、会計など
- マネジメント系:プロジェクト管理、システム開発手法など
- テクノロジ系:IT用語、ネットワーク、セキュリティなど
いわゆる「IT資格」というよりは、現代ビジネスの基礎リテラシーに近い印象です。
合格基準は「総合600点以上」+「各分野300点以上」
ITパスポート試験は、1000点満点中600点以上が合格の目安ですが、
実はそれだけでは足りません。
3つの分野すべてで300点以上を取る必要があるため、
たとえ1分野で満点を取っても、他がボロボロだと不合格になります。
バランスよく学習することが、非常に大事な試験です。
また、試験形式はCBTで、全国のテストセンターでいつでも受験可能。
問題はランダムに出題されるため、過去問の感覚よりやや難しく感じる人が多いです。
FP3級と比べてどうだった?
私は以前にFP3級も取得していますが、
正直、最初のとっつきにくさはITパスポートの方が圧倒的に上でした。
- FP3級:6分野と範囲は広いけど、出題内容が現実に即していて親しみやすい(年金、保険、税金など)
- ITパスポート:3分野に絞られているけど、カタカナや略語が多く、最初は用語が意味不明…
FPのほうがとっつきやすいのですが「机に向かってがっつり勉強する」感覚が強く、
計算問題もあるので、まとまった勉強時間が必要でした。
一方でITパスポートは、耳からの理解や感覚的な慣れが大きく、
結果的に、私のようにスキマ時間を活用したい人にはITパスポートの方が相性が良かったです。
実際に行った勉強法:Youtube→テキスト→過去問
最初にやったこと:YouTubeで全体像をつかむ(無料)
何から手をつけたらいいか分からなかった私は、まずはYouTubeでの情報収集から始めました。
特に役立ったのが、「まさるの勉強部屋」の『本当はもっと面白いITパスポート』シリーズ。



全91本とボリュームがありながら、1本は約10分と短く、通勤やスキマ時間に視聴するのにちょうどよかったです。
うさぎのキャラクターが登場するゆるめの雰囲気と、聞き取りやすいテンポの良さで
難しい用語もすっと頭に入ってきました。
まずは意味がわからなくても、「何となく耳に慣れる」段階としてこの動画は最適でした。
テキストは動画と同時期に購入。使い分けがポイント
動画を一通り見終わったころ、テキストも購入しました。
使ったのは以下の2冊です。
- キタミ式 ITパスポート:図解とキャラクター解説が豊富で、感覚的に理解したいときに
- いちばんやさしいITパスポート:文章中心で、仕組みや背景をしっかり理解したいときに
私は、動画で触れた用語を「なんだっけ?」と思ったときにこの2冊を辞書代わりに使いました。
理解の深さや気分に応じて、使う本を切り替えることで、無理なく知識が定着していきました。
過去問道場をゆるっとスタート(無料)
動画とテキストで基礎的な雰囲気がわかってきたところで、次にやったのがお馴染みの「過去問道場」。



FP試験でもお世話になりましたが、ITパスポートも過去問道場がしっかりカバーされています!
スマホでサクサク解けて、スキマ時間にぴったりの無料ツールです。
最初は間違いだらけでもOK。
わからない用語は、その都度テキストやネットで検索して補いました。
この「調べながら進める」スタイルが、結果的に理解を深めるのにとても効率的でした。
通勤・移動時間はYouTubeの聞き流し


机に向かっての勉強時間はほぼゼロ。
私のメイン勉強タイムは、通勤・昼休み・帰宅の移動中でした。
最初は聞いても何を言ってるのかまったく分からず、正直ストレスでしたが、
何度も聞いているうちに、だんだん単語が耳に残るようになってきます。
「あ、これまた出てきたな」「この言葉、動画で聞いたやつだ」と少しずつ結びついていく感覚がありました。
勉強スタンスは「合格点をとる」ことに集中


私は「高得点を取るぞ」という気持ちはあまりなく、あくまで合格ラインを突破することを目標にしていました。
CBT試験はランダムなので、過去問よりも2〜3割難しく感じます。
そのため過去問道場で8割安定して取れるくらいまで持っていき、そこから本番に臨みました。
わからないところに時間をかけすぎず、「できる問題を確実に取る」方針が合っていたと思います。
反省点:試験直前のスケジューリング
試験予約は、通勤や予定と照らして「空いてるから今しかない」と勢いで入れましたが、
実はこの前に2ヶ月ほど中だるみしていた期間がありました。
今振り返ると、最初のやる気が高いうちに試験日を予約してしまえば、もっと効率よく勉強できたなと思っています。
試験日が決まっていれば、逆算で勉強を組み立てられるので、やる気を継続しやすいです。
文系・非IT出身でも、ちゃんと合格できる!
ITパスポートの勉強は、日常に自然と組み込めるところが強みです。
FP3級のように「机に向かって集中!」というよりは、じわじわ知識を増やしていく感覚。
すべてを理解しようとせず、「わかることを増やす」意識で進めると、確実に力がついていきます。



略語が多すぎてIT用語が全く分からなかった私でも、繰り返し触れていくうちに自然と慣れていきました。
勉強時間の内訳と、一般的な目安との比較


一般的に、ITパスポートに必要とされる勉強時間は100〜120時間といわれています。
一方、私の場合はトータルで約50時間ほどでした(中だるみ時期を含む全体で4ヶ月)。
集中していたのは実質1ヶ月ほどで、その間は1日1〜2時間、土日も1時間程度を継続。
勉強時間のざっくり内訳
- YouTube視聴:約15時間(全91本)
- 過去問演習・調べもの:約20時間
- テキストでの確認・読み込み:約10〜15時間
- 試験前の復習:数時間
隙間時間中心でも、やり方を工夫すれば合格ラインには到達できます。
まとめ:迷ってる人に伝えたいこと


IITパスポートを勉強して得られたのは、
知識や資格以上に、「知らなかったことにちゃんと気づく力」でした。
勉強を始めた頃は、ほんとうに何もわからなくて、
「こんな言葉も知らなかったのか」「これって社会人として必要な知識だったんだ」と、
何度も自分の無知に直面しました。
でも、わからないことをひとつずつ調べて、用語の意味をテキストや動画で確認して、
少しずつ自分の中に「わかる」を増やしていった。
その積み重ねが、合格という結果につながります。
私は非IT系・文系出身で、しかも勉強の波もあったし、机に向かう時間もほとんどありませんでした。
それでも、YouTube・テキスト・過去問をうまく使って、スキマ時間中心でも合格できたというのは事実です。
重要なのは「完璧にわかってから進む」のではなく、わからないなりに、止まらずに少しずつ塗り固めていくこと。
最初は不安でも、誰でもスタートラインは同じです。
まずは自分に合いそうな教材を探してみたり、合格体験記を読んでみたり、YouTubeの1本目を見るところから。
そこから少しずつ、自分のペースで進んでいけば大丈夫!
そして、この記事では「どうやって合格したか」を中心に書きましたが、
勉強してみて「知っていてよかった」と感じたことや、仕事で活きたこともたくさんありました。
それについては別記事でまとめていく予定なので、
「この資格、本当に役に立つの?」と思っている方は、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
▼ITパスポートに関する解説記事は以下にまとめました!



