仕事も家庭も…誰かのために頑張る毎日。でも、ちょっとしんどい

最近、なんだか心が疲れてるな。
そんなふうに感じる日が増えてきました。
職場では、後輩やOJT対象者を任される場面が増え、「人に教える」「育てる」といった役割を担うようになってきました。
いわば、リーダー的な立場になったのだと思います。
けれどその分、人間関係に悩むことも増えました。
上司には期待され、同僚との連携にも気を配り、後輩には教えなきゃいけない——と、気がつけば、いつも誰かの顔色を見ていた気がします。
ミスできない、ちゃんとしなきゃ、結果を出さなきゃ。
そんなプレッシャーの中で、自分の気持ちを後回しにして頑張り続けていました。
そんなある日、ふと思い出したのがアドラー心理学でした。
昔、何冊か読んだ記憶があって、考え方にはなじみがあるつもりでした。でも、いつの間にか忘れていたんです。
「自分の問題と他人の問題を分けて考える」ことも、「共同体感覚」も、頭ではわかっていたはずなのに、実生活の中ではすっかり抜け落ちていました。
もう一度ちゃんと学び直してみよう。
そう思い、Audibleで聴けるアドラー心理学の本を探して聴いてみました。
この記事はこんな人におすすめです
- 職場の人間関係に疲れてしまっている人
- 後輩・部下にイライラしてしまうけれど、それを責めてしまう人
- 子育てに自信が持てない人
- 過去にアドラー心理学を読んだけど、なんとなく忘れてしまった人
- 自分を責めがちなクセをやめたい人
この記事では、私自身の実体験を交えながら、アドラー心理学が具体的にどう役に立ったか、そして忙しい毎日でも気軽に学び直せるAudibleのおすすめ本3冊をご紹介します。
なぜアドラー心理学? 職場の悩みに一番効いたポイント


私がアドラー心理学を聴き直して、いちばん刺さったのが「課題の分離」という考え方です。
これは、自分の問題と他人の問題を明確に切り分けて考えるというもの。
特にOJT対象者に教える場面で、これが大きな助けになりました。
たとえば、後輩が何度も同じミスを繰り返してしまうとき。
以前の私は「自分の教え方が悪かったのかも」とか「もっと根気強く関わるべきだったかな」と、ぐるぐる自分を責めていました。
でも、アドラー心理学では「最終的に行動を選ぶのは本人の課題」とされます。
自分にできるのは、わかりやすく丁寧に教えること。
それ以上は、相手の領域なのだと考えるようにしてから、気持ちがずいぶんラクになりました。
もちろん、放り出すという意味ではありません。
「どうしたらミスを減らせるか、一緒に考えよう」と声をかけたり、相手の努力を認めたり、できる関わりはします。
でも、相手がその先をどう行動するかまでは、自分の責任ではない——そう思えるだけで、少し余裕が生まれるのです。
なんでもかんでも自分の責任と思ってしまう癖がある人ほど、この考え方は刺さるはず。
リーダー的な立場にいると、「ちゃんと育てなきゃ」「成果を出させなきゃ」と背負い込みがちですが、アドラー心理学はその無意識のプレッシャーをやわらげてくれました。
子育て本が意外と刺さる。まだ親じゃない私にも響いた理由


『子どもをのばすアドラーの言葉』は、最初は親向けの本という印象が強くて、正直、自分にはあまり関係ないかなと思っていました。
でも実際に聴いてみると、びっくりするくらい刺さりました。
親としての技術というよりも、人としてどう関わるかという視点が多く含まれていたからです。
特に印象に残ったのが、「子どもには“〇〇してくれてありがとう”と、行動に感謝するのが大切」という話。
これはそのまま、後輩や同僚との関係、ひいては私生活にも応用できる気づきでした。
私自身、相手に対して「助かったよ」や「ありがとう」と言うことはあっても、それがどんな行動に対してかを明確に伝えることは少なかったかもしれません。
また、「子どもは親の所有物ではない」という考えも深く刺さりました。
私はまだ親ではないけれど、「もし自分が子育てをすることになったら、ちゃんとできるだろうか」という不安をずっと抱えていました。
でもこの本は、コントロールすることは育てることではないという視点を与えてくれて、少しだけ安心できたんです。
それと同時に、ふと気づいたのは、職場でも似たようなことを無意識にしていたのではないか、ということ。
後輩の行動を「自分の指導の成果」としてコントロールしようとしていたのかもしれない、とふと気が付きました。
「自分の仕事の成果」は自分でコントロールできるけど、「後輩の仕事の成果」は自分にはどうにもできない領域です。
アドラー心理学は、育てる立場になったときの心のあり方に、優しくヒントをくれると感じました。
忘れてたから、また聴いた。アドラー心理学は定期的に摂取すべき知恵


アドラー心理学の本は、何年も前に何冊か読んだことがありました。
課題の分離や共同体感覚といったキーワードも、一度は頭に入れていたはずです。
でも、人って忘れますよね。忙しい日常に追われているうちに、いつの間にかあの時の学びが遠くなってしまう。
最近、職場での人間関係やプレッシャーで気持ちがすり減っていたとき、「そういえば昔、アドラーの考え方に救われたことがあったな」とふと思い出しました。
通勤中や寝る前の時間を使ってAudibleで聴き直してみたら、思いのほか心に響いたんです。
当時は「そういう考え方もあるんだな」くらいの理解だった部分が、今回はグッと実感を伴って入ってきました。
リーダー的な立場を任されるようになった今だからこそ、「ああ、これは今の自分に必要なことだ」と思えることがたくさんあったんです。
アドラー心理学は、今の自分の置かれた状況によって、響く言葉が変わります。
だからこそ、定期的に触れることで、自分の成長に合わせた気づきを得られるのだと感じました。
私がオススメするアドラー心理学本3選(Audible/Kindleリンクあり)


1. もしアドラーが上司だったら
ストーリー仕立てでとても聴きやすく、職場でどうアドラー心理学を活かせばいいのかが自然に入ってくる作品です。
ダメダメ営業マンのリョウが、上司のドラさんから12の課題を出されて取り組んでいく成長物語。
笑いあり、共感ありで、気づけば自分にも変化が。
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2. 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気
タイトルは子育て向けですが、すべての人間関係に通じるエッセンスが詰まっています。
親になることへの不安にも寄り添ってくれる一冊。職場や家庭での人との関わり方を見直したい人にぴったりです。
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3. アドラー心理学入門 ― よりよい人間関係のために
岸見一郎さんによるアドラー心理学の入門書。昔読んだことがあっても、聴き直すことで理解が深まりました。
アドラーの考え方を丁寧に学び直したい人、初学者にもおすすめです。
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自分を責めるのをやめて、今の自分にちょうどいいアドラー心理学を


頑張ってるのに、うまくいかない。
ちゃんとやってるつもりなのに、誰かの言葉に傷ついてしまう。
リーダー的な立場になってから、そんなふうに自分を責めることが増えました。
でもアドラー心理学は、それをやさしく止めてくれます。
できなかったことじゃなく、できたことに目を向けよう。
誰かの問題を、あなたが全部背負わなくていい。
そんなシンプルな言葉が、不思議と心にスッと入ってきて、自分にOKを出せるようになる。
アドラー心理学は他人を変える学問ではなく、自分との向き合い方を整える知恵。
その学びは、人生のタイミングごとに何度でも効いてくるものです。
忘れていたら、また聴けばいい。むしろ、忘れていたことに気づけたときこそチャンス。
Audibleなら、いつでもどこでも自分を整えるための言葉に触れることができます。
誰かのために頑張りすぎているあなたにこそ、アドラー心理学は必要かもしれません。

