はじめに
📌この記事はこんな人におすすめです
- 資格勉強が久しぶり、または初めての方
- 会計や金融の知識がほとんどない方
- お金をかけずにFP3級に挑戦したい方
- 「まず何から始めればいいかわからない…」という方
本記事は「FP3級に興味はあるけど、どこから始めればいいかわからない」という方のために、実際に独学で合格した私の経験をもとに、全体像や学習ステップをまとめた完全ガイドです。
途中でご紹介する関連記事もぜひご参考ください。
筆者スペック→全くの初学者
みやこはじめまして、みやこと申します!
私は社会人になってから一度も資格勉強をしていませんでした。
会計・財務とも無縁の職種で、FP知識ゼロの状態からのスタートです。
そんな私でも、完全独学・スキマ時間中心の勉強で
- 学科48/60(8割)
- 実技75/100
でFP協会のCBT試験に合格できました!
「FP3級、どの教材を使えばいいの?」という方に、まずおすすめしたいのがこの2冊です。
・FP3級 合格のトリセツ 速習テキスト
(コンパクトで読みやすく、スキマ時間で合格を目指せる1冊)
・みんなが欲しかった! FPの教科書 3級
(図解たっぷり&フルカラーで、初学者にぴったりの定番テキスト)
どちらも実際に使って「わかりやすい!」と感じた教材なので、迷ったらまずチェックしてみてください。
なぜFP3級を取ろうと思ったのか
私は昔から割と節約が好きな方で、地道なポイ活などいろいろと工夫していましたが
財務や会計に関する仕事でもないので資格の取得は特に考えていませんでした。
しかし、結婚を機に考え方が変わります。
家計管理や将来のライフプランを考える中で、しっかりとした知識を持つことの大切さを痛感しました。



人生ってこんなにお金がかかるのか…。
「でも、会計や財務の知識もない、ましてや社会人になってからまともに勉強したことない……。」
そんな背景から、まずは比較的易しいと言われているFP3級の資格に挑戦することを決めました。


かかった費用(手出し1万円以内で合格!)
- FP3級合格のトリセツ 速習テキスト1760円(税込)
- FP3級学科4000円+実技4000円(非課税)
合計9760円。
手出し1万円以内で合格できました!
FP3級試験の基本情報


試験の内容と形式
FP3級の試験は以下の分野から出題されます。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理(保険)
- 金融資産運用
- 税金
- 不動産
- 相続・事業承継
試験は学科試験と実技試験で構成されており、両方に合格することで資格取得となります。
学科試験では、選択式(〇×or三択)の問題が出題され、基本的な知識を問われます。
一方、実技試験では、ケーススタディ形式で、具体的なライフプランを立てたり、問題を解決する能力が試されます。回答は選択式(三択)です。
合格ラインと試験日程→60%以上で合格!
FP3級試験の合格基準は、学科試験と実技試験それぞれ60%以上の得点を取ることです。計算問題も出題されます。
またCBT方式は通年受験が可能なため、自分の学習状況に合わせて試験日を選ぶことができます。



初学者にとって、いつでも受験できるというのはかなり助かるポイントです。
勉強時間はどのくらい必要?
FP3級に合格するには、通常80~150時間(2~3か月)の勉強時間が必要だと言われています。
試験準備に十分な時間を確保したい人の場合
実際に勉強に着手し、過去問で合格ラインを超えたら試験日を決める方法がよいです。
仕事やプライベートが忙しくてまとまった時間が取れず、隙間時間でこつこつ勉強したい方に。
一度で確実に合格して受験料を抑えたい方にもおすすめ。
なるべく早く資格を取得したい人の場合
先に試験日を決めて申し込んでしまい、自分を追い込むのがよいです。
締め切りがないと頑張れない方はこちらがおすすめ。
学科と実技の片方だけ合格したとしても次に繋げやすいです。



私は前者の方法で、まずはゆるゆると勉強し
合格が見えてきたタイミングで予約しました。
初学者にとって「絶対に合格しなきゃ!」という気持ちはかえってプレッシャーになるのでちょうど良かったと思います。
FP3級の試験概要→FP協会で受験
ややこしいのですが、FPの試験を実施している団体は2つ存在します。
FP3級に興味を持って色々と調べていると、まず



FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)どっちで受けたらいいの?
という疑問に行き当たると思います。
合格率はFP協会の方が高めで、FP協会は8割、きんざいは5割。
合格率の違いから、ぱっと見では「FP協会のほうが簡単なの?」と思ってしまいますが、実際には難易度はほぼ変わりません。
「きんざいは金融業界などで会社に強制的に受験させられる人が多く、FP協会は個人で自主的に受験する人が多い」からこその違いだと言われています。


実際に使用した教材3つと勉強法


①テキスト:『FP3級合格のトリセツ 速習テキスト』
『FP3級合格のトリセツ』を使用しました。
私がFP3級の勉強で購入したのはこのテキストだけです!
テキストにはイラストや色使いなど人によって好みがあるので、一度書店に行ってみてパラパラとめくってみることをおすすめします。
▶定番人気の「みんほし」も学びやすくておすすめです。
②無料 Youtube:ほんださんのFP3級爆速講義
テキストに前述の『FP3級合格のトリセツ』を選んだのは、ほんださんの講義に対応しているからという理由が大きいです。
「動画があるなら独学でも学習しやすいかな」という軽い気持ちで選んだのですが、無料で見られるのが申し訳ないくらい充実した講義です。



クスリと笑えるポイントがあったり、飽きずに学習を続けられます。
コメントではテキストを見ずにこれだけで合格した方という方もいるのですが、FPは学習範囲がとても広いので、
振り返りのためにもテキストは1冊あると良いと思います。
③無料 FP3級ドットコム過去問道場
こちらも無料です。
過去問が最新の法令に対応した形で出題されるので、いくらでも過去問が解けます。



私は問題集は買わず、こちらのサイトでひたすら過去問を解きました。


↑試験終了後の私のデータです。最終的には1000問以上解いていました。
資格勉強をしていると孤独な気持ちになることがあるのですが、同じ学習者が集う掲示板が良いモチベになります。
合格報告のスレッドもあり、学習の参考になりますよ。
学習の進め方
私は上記の3種の神器を使用して、下記のように学習を進めました。
どれも、机に向かわなくても隙間時間で勉強することが可能です。


FP3級の勉強手順
- まずは、ほんださんの爆速講義を1周する
- 過去問道場で問題を解く
- 間違えた箇所はテキストに戻って復習する
- テキストを読んでも分からないところは爆速講義に戻ってさらに復習
1つ1つ説明していきます。
①まずは、ほんださんの爆速講義を一周する
最初は何言ってるか分からなくても全然OKです。
私も最初はなんのこっちゃ全然分かりませんでした。
通勤やお昼の時間などすきま時間を見つけてYoutubeアプリで聞いていました。
まずは、「こんなのがあるんだな~」というのをざっくりでも理解できればOKです。
②過去問道場で問題を解く
爆速講義を一周したら、過去問道場で問題を解いてみます。
これも初学者の方は最初は全然解けないと思います。
私は完全に知識ゼロの初学者だったので、



FP3級は簡単って聞いてたのに、難しい!
と文句を言いながら解いていました。
過去問をこなしているとだんだん傾向が掴めてきます。
また、3級は選択肢が少ないので(〇×問題か3択問題)
間違えた問題をちゃんと復習すればだんだんと知識が身についてきます。
③間違えた箇所はテキストに戻って復習する
やみくもに問題を解くのではなく、間違えた問題はテキストを読んで振り返りを行います。
単語や数字などの細かい部分であれば、テキストに書き込みをしたりして覚えなおします。
④テキストを読んでも分からないところは爆速講義に戻ってさらに復習
テキストで復習しても、「何だこれはさっぱり分からん」と思うものも出てきます。
そういう時には、youtubeの「ほんださんの爆速講義」に一回戻ります。
動画では、なぜそうなるかの理由まで理解して覚えるということを徹底して解説してくれているので、動画に戻れば理解できることがほとんどです。
一週目の動画視聴では分からなかったことが理解できるようになると、「こういうことだったのか!」と、点と点が線でつながり、だんだん勉強が楽しくなってきました。
私は学生ぶりの資格勉強で全く自信がなかったので、上記の勉強をゆるゆると2か月ほど行いました。
基本的には通勤や昼などの隙間時間のみ、もし余裕があれば家でも学習するといった方式です。


試験日が近くなってきたら


過去問を通しで解いてみる
ゆるく学習を続けていたら少し自信がついたので、1か月後にCBT試験を予約しました。
2~3週間前からは模擬試験を繰り返し解き、安定して7~8割ほど取れるように。
また、CBT試験への対策として、電卓は持ち込みはできないため、過去問道場内の電卓機能を使っていました。
実技試験対策に取り掛かる
CBT試験を予約したくらいのタイミングで実技試験の勉強も始めました。
実技試験は割とパターンが決まっているので、解きながら覚えていきます。
不動産分野の建蔽率の問題などは、実技試験の勉強をするとぐっと理解度が深まり、学科試験の正答率も上がってきました。
受験当日のポイント


受験前の準備と注意点
予約時間の15分前までには会場に着くようにしましょう。
荷物はすべてロッカーにしまい、私物の持ち込みは不可です。
受験票はありませんが、本人確認書類がないと受験ができないので注意です。
試験本番で気をつけたいこと
学科と実技で2回試験を受ける必要がありますが、
3級の試験は設定されている時間より早く終わることがほとんどなので空き時間に注意が必要です。



私の場合、学科は40分、実技は30分で終了しました!
念のため学科と実技の間は余裕を持って申し込んでいましたが、受付の方に相談して次の実技を早めに受験させてもらえたためトータル2時間弱で終わりました。
これは会場によって対応が異なるようなので要確認です。
次の試験時間を繰り上げることができなかったので、カフェで時間を潰したという方もいました。
過去問より難しいと焦る気持ちが出てきますが、6割取れば合格なので分かる問題を落とさないように見直しを入念に行うことが重要です。
CBT試験では、自信のない問題にチェックをつけておいて、後でじっくり考えるということもできました。


合格後の次のステップ
試験が終わったら⇒まずは自分を褒める!
CBTの試験後は、その場でスコアレポートを受け取ることができます。
学科実技ともに6割を取れていれば合格です。
無事合格したら、まずは忙しい中で勉強を頑張って準備をした自分を褒めてあげましょう!
もし受かっていなかった場合でも、CBT試験はすぐに次の試験が予約できるので気持ちを切り替えて勉強を続けましょう。
スコアレポートで得点が足りていない分野を勉強し、次の試験に備えます。
さらにキャリアアップを目指してFP2級へ挑戦!
FP3級に受かるまでは、「FP2級なんて夢のまた夢」だと感じていましたが、3級の取得で自分に自信がついたことで、2級を目指してみることにしました。
3級の記憶が新しいうちになるべく早く受けるべきという意見も多いのですが、私は久々の勉強に脳が疲弊。
2、3か月お休み期間で羽を伸ばしてから、FP2級の勉強に入りました!
まとめ
FP3級を勉強して良かったこと


①年金、不動産、保険など社会人として知っておきたい基礎知識が身についた
FP3級を勉強していると、「なんで義務教育で教えてくれないんだろう」という内容も非常に多いです。
6分野の基礎知識をまるっとさらえるところも嬉しいポイントです。
②将来のお金の心配が少なくなった
老後何千万問題だとか、子供の教育費とか、だいぶ先のことまで心配してケチっちゃうタイプだったのですが
「意外と働けなくなっても雇用保険で暫くは持ちそうだな」とか
「NISAやiDeCoなどの制度を上手く使えば効率よく投資ができるな」といった知識が身についたことで
「今を楽しむためにお金を使う」という考え方ができるようになりました。



闇雲に節約するのって結構疲れますよね…。
③忙しい社会人生活で勉強する習慣が身についた
個人的には、これが一番大きかったです!
平日は仕事が忙しく、帰宅後はスマホやYouTubeにかまけて、気づいたら寝る時間になっていました。
勉強する時間なんてどう作るんだと思っていたのですが、
通勤の時間、お昼の時間、夕食後の時間など少しずつ勉強の時間にあててみることで、
休日はまとまった時間勉強を取ることができてありがたいとまで思うようになりました。
まずはやってみる→意識の変容→成長の実感→成功体験、という良いサイクルを経験できたことで次の資格にも挑戦してみようと思えたのが非常に良かったです。
FP3級を取得すると様々な可能性が広がる!


FP3級はイージー、取っても意味ないといった意見も散見されるのですが、取って悪かったことなど一つもありませんでした。
少しでも興味のある方は、一度テキストを見てみてください。
1つでも知りたいと思える分野があればチャレンジしてみることをおすすめします。
私も最初は金融(投資)のことを知りたくて勉強を始めたのですが、6分野同士が繋がっている部分も多いので、終始「世の中の仕組みはこうなっていたのか」という気付きを得ながら楽しく学ぶことできました。
FP3級を取得した後は、2級に進むもよし、興味の出た分野での学びを深めていくのも良い選択です。
宅建、簿記、社労士、年金アドバイザー、相続アドバイザーなど様々な道があります。
自分の人生の道を切りひらいていく第一歩として、FP3級はとてもおすすめできる資格です!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
FP3級の取得を検討されている方にとって何か有益な情報となれば幸いです。



