【自己紹介】初心者だった私が2か月でFP2級に一発合格
この記事はこんな方におすすめです
- FP2級の取得を考えているけれど、何から始めたらいいかわからない
- 日々の仕事や家事が忙しいので、隙間時間を使って勉強したい
- 資格試験のための予算をなるべく抑えたい
筆者→ FP3級を取得後、FP2級に挑戦
「FP2級に挑戦したいけど、何から始めたらいいかわからない…」
仕事や家事で毎日忙しい中、勉強時間をどう確保すればいいの?
独学で合格できるの?
教材は何を選べばいいの?
そんな悩みを抱えていたのは、実は私も同じでした。
みやここんにちは、みやこと申します!
私は、FPとはまったく無関係の一般企業に勤めるアラサー会社員。
社会人になってから資格の勉強をしたのはFPが初めてでした。
そんな私が、会計や金融の知識ゼロからスタートし、3級に合格。
その後2ヶ月・156時間の独学でFP2級に一発合格できたのは、
「教材の選び方」「効率の良い勉強の進め方」「モチベーションの保ち方」に工夫を凝らしたからです。
本記事では、実際にかかった費用・使った教材・スケジュール・勉強手順をすべて公開します。
「忙しくても効率的に勉強したい」
「お金をかけずに合格を目指したい」
「3級からのステップアップに挑戦したい」
そんな方に、きっと参考になるはずです!
長い記事なので、ピンポイントで知りたい部分がある方は見出しからぜひどうぞ!
なお、私が受けた試験は国家資格の「FP技能士(資産設計提案業務)」になります。
「AFP/FP2級の勉強、どのテキストを選べばいいか迷う…」という方には、まずはこの2冊がおすすめです。
・FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習テキスト
(要点がまとまっていて、短期間で合格を狙いたい人にぴったり)
・みんなが欲しかった! FPの教科書2級・AFP
(図解・フルカラーで、はじめてでも安心して読み進められる1冊)
実際に使って「わかりやすかった」「試験に直結した」と感じたテキストなので、独学のスタートに最適です。
【独学でかかった費用は?】FP2級合格にかかったリアルな費用明細
FP2級取得に要した費用
- みんなが欲しかった!FPの教科書2級・AFP 1,980円(税込)
- FPキャンプ 模擬試験・直前対策 1,980円(税込)
- FP2級学科5700円+実技6000円=11,700円(非課税)
合計15,660円で合格しました!
FP3級と異なるのはFPキャンプの直前対策を取り入れた点です。
過去問を繰り返し解いてはいたものの、法改正などあり過去問道場だけでは演習にやや不安があったため、最新の問題分析を取り入れてみたく、購入しました。
【FP2級の基本情報】試験内容・受験資格・合格基準を解説
試験の内容と受験資格
FP2級の試験範囲はFP3級と同様です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
しかし難易度がより高く、より広く深い知識、また応用力が求められます。
さらにFP3級と異なる点は、受験資格があること。
FP2級を受検するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級FP技能検定合格者
- FP実務経験2年以上
最後の「実務経験」について、FP協会のHPを参照すると意外と対象が広いです。
証券会社、保険会社、銀行、保険会社、会計事務所、不動産事務所など直接的にFP分野に関わるものから、一般事業会社や官公庁の福利厚生担当、金融、財務、経理担当者などもおおむね実務経験として認められるとの記載があります。※虚偽や不正はNGです!
正社員だけでなく契約社員やパートタイムでも対象となる場合も。また、連続ではなく通算2年以上であれば大丈夫。
仕事でFP業務と関わりがあって基礎が既にできているという場合は、2級からのチャレンジでもOKです!
【合格ライン&試験形式】FP2級は何点取れば合格できる?
概要は以下の通りです。
学科試験
- 形式:選択形式
- 問題数:60問
- 試験時間:120分
- 合格基準:60点満点中36点以上
3級は三択でしたが、2級は四択になります。
実技試験
- 形式:記述式
- 問題数:40問
- 試験時間:90分
- 合格基準:100点満点中60点以上
3級は選択式でしたが、2級は記述式になります。
2025年4月からFP2級がCBT化されます!全国約360のテストセンターから、希望する日時で受験できます。
好きな場所、好きな時間で予約できるのでCBT試験とっても便利ですよね。私も正直CBTで受験したかったのですが、せっかく勉強した3級の知識が薄れていきそうだったため、早さ重視でペーパー方式で受けました。
【比較表あり】FP3級と2級の違いは?どれくらい難しくなるのか解説
| 比較項目 | FP3級 | FP2級 |
|---|---|---|
| 試験形式 | 学科:三択 / 実技:選択式 | 学科:四択 / 実技:記述式 |
| 合格率(目安) | 学科:70〜80% 実技:80〜90% | 学科:40〜50% 実技:50〜60% |
| 難易度 | 入門レベル | 応用・実務レベル |
| 受験資格 | 誰でも受験可能 | 3級合格や実務経験が必要 |
| 勉強時間の目安 | 30〜100時間 | 150〜300時間 |
| 活用シーン | 自分のための基礎知識 | 転職・副業・名刺にも書ける |
2級は3級よりも難易度が高く、より専門的な知識が求められるため合格率はぐっと下がります。
「合格率」で注意が必要なのは、すべての人に門戸が開かれているFP3級の合格率が7割~なのに対し、2級は受験資格が必要ですが、その資格を持ち合わせている人たちの中の合格率が4割~であるという点です。基礎知識があっても合格率は4割であるということを認識しておきましょう。
また、私がFP2級合格に要した勉強時間は156時間でした。これはFP3級の勉強時間とは別のカウントです。必要時間としてはぎりぎりですが、隙間時間を活用しながらも短期間で勉強したため、中だるみを防げたのが良かったように思います。
【使った教材まとめ】FP2級独学におすすめのテキスト・動画・サイト
使用した教材・サービスまとめ
一覧は以下の通りです。
| 教材・サービス名 | 用途 | 価格(税込) | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| みんなが欲しかった!FPの教科書 2級・AFP | 基礎テキスト | 1,980円 | 図解が豊富で理解しやすい |
| ほんださん(YouTube) | 講義動画 | 無料 | 通勤中のインプットに最適、116本の充実講義 |
| FP2級ドットコム 過去問道場 | 問題演習 | 無料 | 学習履歴で弱点分析ができる、使いやすい |
| FPキャンプ(模擬試験&直前対策) | 試験直前対策 | 1,980円 | 出題傾向を分析した模試+要点動画で仕上げに◎ |
以下で詳しく説明していきます。
①テキスト:『みんなが欲しかった!FPの教科書 2級・AFP』
『みんなが欲しかった! FPの教科書2級・AFP』を使用しました。
3級では『合格のトリセツ』シリーズを使っていましたが、心機一転したくて2級では『みんほし』シリーズにしてみました。


3級では使用している人が多い印象です。色使いやイラストが可愛くて楽しく勉強できます。


テキストが2冊に分かれるので、持ち運びが楽なのが嬉しいポイントです!
特に不満はなかったのですが、後述の「ほんださん」のYouTubeを教材として見るには、コラボしている『合格のトリセツ』シリーズの方がメモが取りやすくて良かったな…と勉強中に少しだけ後悔しました。
しかし、こちらももちろん読みやすくて良い教材でしたので、おすすめできます!
②無料 Youtube:ほんださん
3級は「爆速講義」で学習できますが、2級は桁違いのボリュームになります。
6分野で動画は計116本!
Youtubeプレミアムに加入して全部の動画をオフラインで見れるようにDLしておき、繰り返し視聴しました。
移動時やご飯中など、聞き流しでもよいので「隙間時間を勉強に充てる」ことを習慣化するのがポイントです。
③無料 FP2級ドットコム過去問道場
3級に引き続き2級でも大変お世話になりました。
無料のサービスながら、学習履歴がデータで見れるので自分の弱点がすぐにわかるのがありがたいです。
↓私の学習履歴です。


過去問演習をひたすら回しつつ、すべての分野で7割の正答率をキープできるように仕上げていました。
【FP2級の勉強手順】独学で合格した私のおすすめステップ
FP2級勉強スケジュール(2か月プラン)
私が実践した2か月の勉強スケジュールは以下の通りです。
| 期間 | メインの学習内容 | 補足・ポイント |
|---|---|---|
| 試験2か月前〜 | YouTube講義でインプット中心 | 動画で1分野ずつ理解 → 問題演習に着手 |
| 試験1か月前〜 | 過去問演習を中心にアウトプット重視 | 7割を目指して繰り返し解く・復習を強化 |
| 試験2週間前〜 | 実技演習、模擬試験に挑戦 | 制限時間内に解く練習・弱点克服を重点的に |
| 試験前日 | 軽く復習&準備確認 | 持ち物の準備&リラックス |
基本的には3級と同じ手順を取りました!
以下から詳しく解説していきます。
①YouTube「FP合格完全講義」を視聴
通勤時や移動時間。お昼の時間などの隙間時間はYoutubeアプリで講義を視聴しました。
3級はさらっと流しても問題ないのですが、
- 3級に合格していればすでに基礎ができている
- 2級では覚えるべきことが非常に増える
以上のことから、1分野ずつ丁寧に学習を進めていく方が効率がよかったです。
②過去問道場で問題を解く
1分野の再生リストを見終わったら早速問題演習に入ります。
計算問題も多いので、最初はかなり難しく感じると思います。
知識は徐々に定着していきますので、数をこなして慣れていきましょう。
③間違えた箇所はテキストで復習
ここは覚えられていないなというところは、テキストを読んで前提や仕組みなどを理解できているか確認します。
④テキストを読んでも分からないところは完全講義に戻ってさらに復習
テキストを読んでもピンとこない場合は完全講義の出番です!
なぜそうなっているのか、根本から理解し直すことで知識が定着しやすくなります。
基本的には上記の勉強サイクルを回しながら、勉強はじめは動画中心、中盤は動画と過去問、終盤は過去問演習と、時期によって比重を変えていくイメージです。
【試験直前の対策】時間配分・実力チェック・最後の仕上げ
時間を計って過去問を解く
FP2級は問題数が多いので、試験時間内に問題が解ききれないということも起こります。
すぐに答えられる問題と、精査や計算が必要な問題が混在しているのでばらつきはありますが
学科は1問あたり2分以内に回答することを目安に過去問を解くことで、だんだん回答の感覚を掴んでいきます。
直前の試験対策を行う
ここまでくると過去問を解きすぎてちょっとパターンを覚え始めていたので、過去問以外の問題に触れたくなり、ほんださんのYouTubeで興味のあったFPキャンプで「FP2級コース 模擬試験・直前対策講座」(1980円)を購入しました。
- 模擬試験
- 学科試験(FP協会・きんざい共通)と実技試験3科目に対応
- 現時点での実力確認が可能
- 解説動画付きで、間違えた問題の復習に効果的
- 直前対策講座
- 「計算ステップ高速復習」動画と「要点まとめテキスト」で構成
- 特に出やすい重要ポイントをコンパクトにまとめている
過去問以外の問題に触れるために、書店で直前対策のテキストを購入するのも良いと思います!
▶ 本試験をあてる TAC直前予想模試 FP技能士2級・AFP(Amazon)
【当日の持ち物・心構え】私が失敗したこと
持ち物の準備
CBT試験では、電卓なども持ち込みができません。本人確認書類(顔写真付き、氏名と生年月日が確認できる有効期間内のもの)を忘れずに持っていきましょう。
ここからは余談です。ペーパー方式では私物の電卓を持ち込む必要があったのですが、私は前日夜にぎりぎりまで勉強していたことが仇となり、愛用の電卓を家に忘れてしまいました…。
幸い、早めに試験会場に着いていたのでダッシュでコンビニに走り、なんとかなりました。しかし、試験中もドキドキしてあまり集中できなかったように思います。
皆さんはこんなことはないかもしれませんが、トラブルに対応できるよう早めに会場に着いていたいですね。
2024年4月からはCBT試験になりますので私物の電卓は持ち込み不可、PC画面上の電卓を使用する形になります。忘れ物の懸念はないですが、使い方には慣れておいた方がよいです。
画面上での計算に慣れるために、過去問道場で問題を解く際には電卓機能を使用するのがおすすめです。
問題演習中、電卓ボタンを押すと計算画面が出てきますよ。


問題が難しくても落ち着いて! 合格のカギは「わかる問題を落とさない」こと
過去問より難しいと、試験中にとっても焦ります。実際に私が受けた回は難化しており、過去問で出てこなかったような問題が何個か出てきました。
しかし、6割得点すれば試験には合格できます。出題側も、なにも「絶対に合格させないぞ」という意地悪で問題を作成しているわけではありません。
ここまで勉強をしっかり行ってきた方ならきっと大丈夫なので、分かる問題を落とさないように見直しを入念に行いましょう。
【合格後の動き】スコア確認・科目合格・次の挑戦への備え
試験が終わったら
FP2級の受験、お疲れさまでした! 3級とは異次元の戦いになり、本当に疲れたと思います…。
CBT試験ではスコアレポートがもらえます。学科や実技どちらかに合格していた場合は、落ちたほうだけ再受験することもできますので引き続き勉強を続けていきましょう。
次はどの道に進む? FP2級取得後におすすめの資格
FP2級取得後は、自身のキャリア目標や興味に合わせて次のステップを選択しましょう!
たとえば、次のような資格が「FP2級取得後のステップ」として人気です。
- FP1級/CFP FPとしてのプロフェッショナルを目指すなら王道。難易度は上がりますが、その分評価も高まります。
- 宅建(宅地建物取引士) 不動産に関心がある人には特におすすめ。FPで学んだ不動産の知識が活かせます。
- 日商簿記3級・2級 企業のお金の流れを理解するのに最適。転職でも武器になります。
- 証券外務員 金融機関を目指す人向け。投資・金融商品の知識を深めたい人に。
- 中小企業診断士/社労士 経営や労務の知識を加えることで、独立・開業も視野に入ります。
「せっかく勉強の習慣がついたから、次に活かしたい」と感じているなら、自分がどの分野に興味があるのか、どんな働き方をしたいのかをイメージして選ぶと良いでしょう。
資格取得で学んだ内容を実践に活かしつつ、さらなる専門性を身につけることで、自身の市場価値を高めることができます。
【まとめ】FP2級を取って感じた3つのメリットと今後の展望
2ヶ月の独学でも合格できる!
実際に私が「やってよかった」と思うのはこの3つです。
- 動画講義を活用して、隙間時間を勉強時間に変えたこと
- 過去問道場で自分の弱点を見える化できたこと
- 短期間集中でやる気を保ちながら学習したこと
FP2級は確かに簡単ではありませんが、正しい教材を選び、スキマ時間をうまく使い、やる気を保つ工夫をすれば、忙しい社会人でも合格は十分に狙えます。
FP2級を勉強して良かったこと
①3級からさらに知識を深堀りしたことで自信がついた
FP3級では広く浅く出題されるのに対し、2級では広く深く問題が出題されます。(1級はさらなる深淵へ…)
実技ではより実践的な内容を学べるので、かなり自信がつきました。
②マネーリテラシーがさらにアップした
具体的には以下のような良い影響がありました。
- ライフプラン設計の見直し
- 合理的な節税対策を始められた
- 金融や保険の悪徳営業をガードできる
- 不動産や賃貸でぼったくられない
③仕事や副業にも活かせる!
3級はあくまで自分のための勉強。2級を持っていれば転職活動で履歴書に書けたり、資格を活かして副業を始めることも可能になってきます。
2級となると、名刺にも入れるのもありです。実際に、「ファイナンシャルプランナー2級」を名刺に入れている方を何名かお見掛けしたことがあります。
せっかくなら2級までトライしてみよう
せっかくFP3級を取得したなら、2級までトライしてみてほしいと思います。
一般的には仕事や転職で評価されるのは2級からとされており、活かしたいと考えているなら2級まで取得すると、様々な可能性が広がっていきます。
本記事がFP2級の受験を検討されている方へのご参考になれば幸いです。
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